8月 03

もうすぐお盆ですね。正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)と言います。亡き人や先祖を偲び(しのび)そして仏様に感謝をする行事で、お墓参りはもちろんのこと、寺院やご自宅で法要を営まれるお宅も多いかと存じます。1年に1度のことですから、初盆(新盆)でなくとも簡単なお飾りとお勤めくらいは欠かしたくないものです。

飾りつけを行おうにも、どのようしたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。地域によっても異なりますが真宗では他の宗派とちょっと違います。供物などの準備はしますが、精霊棚もなければナスの牛やキュウリの馬を飾ることもしません。迎え火などもやりません。荘厳(お内仏:仏壇)を整え、「お仏供(おぶく)」は白飯を円筒形に盛ってお供えします。あとはお花を用意すれば良いでしょう。
真宗では(本願寺派でも大谷派でも)お盆提灯を用いず切子灯篭を飾るのが正式です。この切子灯篭は取り扱っているお店が少なく、仏壇店の方も知らないことがあります。我が家では楽天市場で取り扱っているお店を見つけ購入することができました。同様の品が3件ほど見つかりましたのでご紹介します。

こちらが、お西(本願寺派)用です。

【送料無料】 本願寺用和紙切子灯篭

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価格:25,500円(税込、送料込)

 
こちらは、お東(大谷派)用です。

【送料無料】 東本願寺用和紙切子灯篭

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価格:28,000円(税込、送料込)

 
大きな違いではないのですが、周りの飾りつけが「和紙の短冊」と「菊の花」とで異なっているようです。お値段ではハセガワ仏壇さんのお品が一番お手頃ですが、お東用のみしか扱ってないようです。

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3月 30

twitterのBOT(自動的につぶやく機械)を作りました。どんなものかというと、浄土真宗に関連した言葉を2時間に1回の割合で自動的に投稿するというものです。現在のところ投稿される言葉は、正信偈(ふりがな付)・浄土和讃・高僧和讃・正像末和讃・歎異抄・三帰依文などから選んでいます。
 普段は忙しい毎日の中ですが、こんなときに一言でも親鸞聖人の御言葉が聞けたらなんて思い作ってみました。まだ始めたばかりなので、内容や分量については今後徐々に改良していこうと思います。皆さまのフォローをお待ちしております。合掌
>>jyoudobotへのリンク

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3月 22

京都から北東の方向、滋賀県と京都府にまたがる比叡山の延暦寺は、伝教大師最澄によって開かれた天台宗の総本山です。平安末期から鎌倉時代はじめにかけて、法然・栄西・親鸞・道元・日蓮といった各宗派の開祖たちが比叡山で学びました。浄土真宗の開祖である親鸞聖人は9歳の時に比叡山に登り修行を始めました。29歳の時に山を下りる決心をしましたので、20年間ここで学び修行を積みました。
延暦寺へ向かう途中の琵琶湖を見下ろす景色は壮大です。現在では自動車やケーブルカーで簡単に登ることができますが、当時は険しい山道であったことでしょう。この比叡山ではお寺の行事以外にも季節ごとに多くのイベント等が開催されており、多くの参拝者でにぎわっています。境内には延暦寺会館という宿坊(ホテル)もあり宿泊が可能で、座禅や写経の体験なども可能です。京都へお越しの折には足をのばしてみてはいかがでしょうか。
アクセスは、京都駅からドライブバスで約65分、延暦寺バスセンターに到着します。この他に京阪電車出町柳駅から叡山電車・叡山ケーブル・叡山ロープウェイを乗り継いで行く方法があり、乗換えを考えなければ短時間です。また京都駅からJR湖西線とバスと坂本ケーブルを利用する方法もあり、乗り継ぎ時間を入れなければ40分程です。
公式サイトは >>こちら

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3月 21

明日3月22日(月)は春分の日ですね。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、きびしかった冬にも別れを告げ花の季節がやってまいりました。昨晩は嵐のように強風が吹き荒れ雨が降りましたが、清々しく空は青く澄んでいます。
お彼岸の行事は日本だけに見られるものらしいですが、「彼岸」とはもともと「お浄土」をあらわす仏教用語だそうです。お浄土に生まれることを願う日であることから、あらためてご先祖をしのびお念仏を唱えさせていただく日というわけなんですね。
ついつい「お墓参りの日」とばかり考えてしまいますが、そんな意味もあるんですね。どちらの寺院でも彼岸会のお勤めがありますので参拝と聞法にお出掛けください。
合掌

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3月 07

如来所以興出世(にょらいしょいこうしゅっせ)
唯説弥陀本願海(ゆいせみだほんがんかい)
五濁悪時群生海(ごじょくあくじぐんじょうかい)
応信如来如実言(おうしんにょらいにょじつごん)

<現代語意訳>
釈尊がこの世に出現された目的は、ただ阿弥陀如来のすべての人々を救うという大海のような本願を説くためであった。 五つの濁りに染まった悪世に生きる者たちよ、釈尊のお説きになる真実の言葉を信ずるべきである。

<この句について>
釈尊は、『阿弥陀経(あみだきょう)』のなかで、私たちが生きているこの世間を五濁悪世であると教えておられます。
「五濁悪世」(ごじょくあくせ)とは五つの濁りに満ちた悪い世の中のことで、五つの濁りは、
1. 人間の寿命が短くなり(命濁)
2. 時代的な環境が腐敗し(劫濁)
3. 煩悩が盛んとなり(煩悩濁)
4. 思想が混乱をきたし(見濁)
5. 人間の肉体,精神とも貧相,無気力になる(衆生濁)
を差します。
私たちは日々の生活の中で、思い通りにならない時は不平・不満を漏らし、都合の悪い事実からは目をそらせてしまいます。それに気づきなさいと教えているようにも感じます。

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2月 13

正式には紫雲山頂法寺でお寺の形から「六角堂」の通称で知られています。聖徳太子によって建てられたとされています。親鸞聖人は29歳のときに比叡山を下り、この六角堂に百日間参籠され聖徳太子の示現を受けて法然上人の元へ行かれました。
いけばな発祥の地としても有名で、西国三十三所第十八番札所となっています。
アクセスは、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩3分または阪急京都線「烏丸」駅から徒歩5分です。
公式サイトは >>こちら

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1月 31

一切群生蒙光照(いっさいぐんじょうむこうしょう)
本願名号正定業(ほんがんみょうごうしょうじょうごう)
至心信楽願為因(ししんしんぎょうがんにいん)
成等覚証大涅槃(じょうとうがくしょうだいねはん)
必至滅度願成就(ひっしめっどがんじょうじゅ)

<現代語意訳>
一切の生きとし生けるものは、この光りに照らされている。南無阿弥陀仏の名号を称えることは、正しい行である。そしてそれは、至心信楽の願(十八願)を因としている。佛となる身が決定し、涅槃を得ることができるのは、必至滅度の願(十一願)が成就されているからである。

<この句について>
すべての人は光明に照らされています。そして南無阿弥陀仏の名号によって、私たちが苦悩から救いとられて間違いなく浄土へ往生することが明確になったことが書かれています。私たちが往生するということで仏に成るのは、第十一の「必至滅度の願」が成就しているからであると説かれています。

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1月 31

長らくのご無沙汰、すみませんです。久しぶりの更新となってしまいました。
新たに「お焼香のページ」を増やしました。よろしくお願い申し上げます。

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