被爆者の声
長崎原爆遺族会顧問の下平作江さんは長崎の被爆語り部として国内外で1万回以上の被爆体験講話を続けてきました。
爆心地から約800メートルの防空壕(ごう)で被爆。自宅にいた母や姉、医学生だった兄を原爆で失った。一緒に被爆して生き残った2歳下の妹は、被爆から10年後に病気を苦にして列車に飛び込み自殺した。17歳だった。下平さんは生きる気力がなくなり、後追い自殺も考えたが、後に夫となる隆敏さん(81)に励まされ、生きることを選んだ。(毎日jpより引用 本文は>>こちら)
管理人はご縁あって下平さんの講演を直接聞くことができました。先生の被爆の体験は本当に辛く苦しくまた悲しいものでありました。一方で、別の悩みを抱える私たちを強く励ますお話であり、強く感動しました。このお話を聞いて改めて戦争や原爆を二度と繰り返してはならないと思いました。
下平さんの講演が5話に分けて(合計約50分)YouTubeにアップロードされています。
(死ぬ勇気、生きる勇気 下平作江さん 被爆当時10歳 2008年11月12日収録)
(第1話)穴の中に隠れる生活
(第2話)兄の爪が遺骨代わりに
(第3話)警報が解除になっても防空壕を出るな
(第4話)残飯を拾って食べていた
(第5話)蛆虫が妹の肉を食うんです
「核兵器は人間と共存できません」「平和とは、人の痛みが判る心を持つこと」(下平作江さん)この言葉に共感します。
インターネットサイト「被爆者の声」では他にも被爆体験等を音声や映像で伝えています。
8月 12th, 2010 at 12:37 PM
被爆者の声 管理人です。 当サイトをご紹介頂きありがとうございます。 v(^_^)
私も埼玉在住です。