1月 31
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一切群生蒙光照(いっさいぐんじょうむこうしょう)
本願名号正定業(ほんがんみょうごうしょうじょうごう)
至心信楽願為因(ししんしんぎょうがんにいん)
成等覚証大涅槃(じょうとうがくしょうだいねはん)
必至滅度願成就(ひっしめっどがんじょうじゅ)
<現代語意訳>
一切の生きとし生けるものは、この光りに照らされている。南無阿弥陀仏の名号を称えることは、正しい行である。そしてそれは、至心信楽の願(十八願)を因としている。佛となる身が決定し、涅槃を得ることができるのは、必至滅度の願(十一願)が成就されているからである。
<この句について>
すべての人は光明に照らされています。そして南無阿弥陀仏の名号によって、私たちが苦悩から救いとられて間違いなく浄土へ往生することが明確になったことが書かれています。私たちが往生するということで仏に成るのは、第十一の「必至滅度の願」が成就しているからであると説かれています。
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