3月 22
|
京都から北東の方向、滋賀県と京都府にまたがる比叡山の延暦寺は、伝教大師最澄によって開かれた天台宗の総本山です。平安末期から鎌倉時代はじめにかけて、法然・栄西・親鸞・道元・日蓮といった各宗派の開祖たちが比叡山で学びました。浄土真宗の開祖である親鸞聖人は9歳の時に比叡山に登り修行を始めました。29歳の時に山を下りる決心をしましたので、20年間ここで学び修行を積みました。
延暦寺へ向かう途中の琵琶湖を見下ろす景色は壮大です。現在では自動車やケーブルカーで簡単に登ることができますが、当時は険しい山道であったことでしょう。この比叡山ではお寺の行事以外にも季節ごとに多くのイベント等が開催されており、多くの参拝者でにぎわっています。境内には延暦寺会館という宿坊(ホテル)もあり宿泊が可能で、座禅や写経の体験なども可能です。京都へお越しの折には足をのばしてみてはいかがでしょうか。
アクセスは、京都駅からドライブバスで約65分、延暦寺バスセンターに到着します。この他に京阪電車出町柳駅から叡山電車・叡山ケーブル・叡山ロープウェイを乗り継いで行く方法があり、乗換えを考えなければ短時間です。また京都駅からJR湖西線とバスと坂本ケーブルを利用する方法もあり、乗り継ぎ時間を入れなければ40分程です。
公式サイトは >>こちら
最近のコメント