8月
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普放無量無辺光(ふほうむりょうむへんこう) 無碍無対光炎王(むげむたいこうえんのう)
清浄歓喜智慧光(しょうじょうかんぎちえこう) 不断難思無称光(ふだんなんしむしょうこう)
超日月光照塵刹(ちょうにちがっこうしょうじんせつ)
<現代語意訳>
その放ちたもう光明は、広く行き渡り、無量で、どこでも、妨げるものもなく、比べるものもなく、威力にみち、清らかで、喜びに満ち、智慧そのもので、絶えることもない。人間の思いや計らいを超え、言葉では表現できない光りである。太陽や月の光を超え、世界を照らしている。
<この句について>
阿弥陀仏が十二種の光を放って、世界を照らしていることについて書かれています。これは『大無量寿経』に述べられているものです。親鸞聖人は「真実の光明である阿弥陀仏に帰命しなさい」と説いておられます。
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